2万円を目指す日経平均とユーロドルの下落トレンドとAirbnbの死角
2016/03/12
株式市場は米国、日本ともども一進一退を繰り返しながらも、流れとしては堅調という感じで推移しているんじゃないかと思います。
3連休明けの今日も、終わってみれば日経平均は続伸していますので、もう相場的には2万円を目指していることは間違いないですね。
問題は2万円に到達してからどうなるか!?ですけど、これはもう誰も分からない世界だと思いますので、日経平均が2万円を突破したら、少し静観するぐらいがちょうどいいんじゃないかと思っています。
為替の方はと言えば、12月の米国の利上げはほぼ織り込まれている感じがしますし、ECBも何か12月に金融緩和的な動きをしそうですからユーロドルは、日々、下落していますよね。
昨日なんかは、ユーロドルが1.060を割り込んだ瞬間もあったので、今週はさらにユーロの下落に拍車がかかるのかもしれません。月末に近いですから、オプションの設定を狙った動きなんかも出てきそうですから、昨日のユーロドル1.06を割り込んできたことを考えると、1.055あたりに設定されているかもしれないオプションを、突破しにいく動きになるのかもしれません。
いずれにしても、ユーロはショート、という流れは変わらないと思いますので、私達としては値が少し戻して来たら再度、「売りから入る」というのが正解なんでしょうね。
昨日はお休みでしたけれど、月曜日でしたので為替の相場は動いていました。
特にお出かけする用事もなかったので、久しぶりに手動でも裁量取引をやってみました。
相変わらず、買えば下がり、売れば上がり、っていうような動きが多かったのですが、最後の最後、ちょうどユーロドルが1.06を割りに行くタイミングで仕掛けたショートでそこそこの利益を確保できました。
ゆとりがある時に、たま~に裁量で取引するのも悪くないかもしれませんね。
話は変わりますが、マクドナルドがいろいろと商品の品質が酷く、その対応もお粗末だったことから、すっかりとお客さんが離れていってしまって久しいですよね。
我が家も、もうマクドナルドは信用できないので、家族で行くこともなくなりましたし、子供達にも行かないように言っているんですけど、英国では全ての加工肉にブレーキがかかっているようです。
先週、11月23日にWHO(世界保健機関)の外部組織である国際がん研究機関が加工肉に大腸がんのし空くがあると発表してから、英国の大手食品店でソーセージとかハムとかの売上が急減していることが分かったそうです。(byロイター)
こういった流れが日本にも伝播してくると、丸大食品や日本ハム、伊藤ハム、プリマハムなんかの株価にも影響してくるかもしれませんね。
今のところ、大丈夫そうではありますけど、食べ物系の企業はこういったことがあるから、ちょっと怖いんですよね。少し前になりますけど、雪印乳業の集団食中毒事件の時なんかも大変でしたしね。
丸大食品も日本ハムも伊藤ハムもプリマハムも魅力的な自社製品の株主優待を出してますから、日本マクドナルドと同様、優待狙いの長期ホルダーが株を売らないでしょうから暴落はないと思いますけど、ちょっと考えちゃいますよね。
最近では、株主優待よりもふるさと納税の方が魅力的なモノが多いという話も聞きますので、いろいろとアンテナを張り巡らせておくのがいいのかもしれませんよね。
私もまだふるさと納税はチャレンジしていないのですが、来年からはすでにいろいろなところで納税している友人に意見を聞きながらチャレンジしてみたいと思います。
そんな新しいチャレンジといえば、大家さん達の間で新しい試みとしてのAirbnb、いわゆる民泊ですね。
先週の金曜日、少し前に伺ってとっても美味しかったカジュアルフレンチの「ル・フィザリス」でこじんまりとした大家さん仲間のお食事会をやったんです。
既にご自分の物件の空室を利用してAirbnbをやっている方も数名いましたし、空室を埋めるよりも利益が出そうな物件でチャレンジしてみようかという人もいました。
Airbnbは、我々みたいな物件を保有する大家さん以外では、賃貸付けをやっている不動産会社の営業マンが副業的に転貸でやっていることが多かったんですけど、手軽に利益を上げられるという話が独り歩きをして、素人的な方が勝手に大家さんの許可もなく転貸をしているケースが増えているようです。
大家である私達は、物件で何かが起きた時のためにキチンと保険に入り、入居者さんにも入居者さん用の保険(水を出しっぱなしで漏水させたとか、火事を起こしてしまったとか)に入って貰ってるんですが、大家さんに無断で勝手に転貸している人達は、そこでゲストが事故を起こした時にどう対応するんだろう?というのが一つの話題になりました。
勝手に転貸してAirbnbで運用しているのであれば、当然ですけど、契約違反ですし、用途も居住用として保険会社も見てくれないそうですから、保険金を出してくれません。
Airbnbで保険制度があるらしいですが、そこにはあくまでその国の法規に合致している場合のみ、と記載されているので、Airbnb自体がグレーな日本では、場合によってはちょっと微妙な感じということのようです。
大家さんのなかには、損害保険の代理店をやっている人などもいますので、そういった専門家の意見と様々な事態が起きた時のリスクなんかを考えていくと、結論としては、普通に賃貸で貸し出していた方が現状ではいいでしょう、ということになりました。
Airbnbは、まだまだ見えていない死角が多いんじゃないか、ということなんですよね。
いずれにしても、大家さんに無断で勝手に転貸をしているようなホストの人達は、何か事故が起きればご自分で保障できるほどの財力はないでしょうし、そもそも契約違反的な動きで運用しているわけですから、いずれ淘汰されていくことになるんでしょうね。
早く国内の法制度を整備して頂いて、お部屋を供給する側と利用する側とが安心して活用できる仕組みになるといいですよね。
我々、大家さん的には、法制度がしっかりと整備されることを前提に、会社の寮などで使っていたような物件を買っておくのもいいかも、なんていう話が出ていましたが、そういう物件はすでにシェアハウスなどへの転用可能物件ですから、なかなか出てこなかったりするんです。
もちろん、他にもいろいろな手法があるので、そういった濃い話やアイディアはどんどん出てきました。
投資家たちが集まって、投資脳が働き始めるとなかなか面白い話が出てきます。
みなさん、投資家というべきか事業家というべきか、微妙なところですが、主婦がキチンと勉強して計画も立てられれば資金調達も、結構、楽にできちゃったりするんですよね。
そんな話をしながら頂いたお料理は食事会用に仕立てて頂き、最高のコストパフォーマンスで美味しいお料理を頂くことができました。
アミューズ、前菜、お魚料理、お肉料理、デザート(こちらは4つから自由選択)、コーヒー・紅茶、といったメニューです。
きっとこのお店でのお食事会は、定例化することになると思いますw
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