主力銘柄が再びシーソー状態に
2018/11/03
10月が終わり11月に入ってしまいました。
天気は良くとも朝夕はすっかり肌寒く、晩秋の季節になりましたね。
ここのところでやっと新しい職場での修正事業計画の社員説明なども落ち着き、今日は少しのんびりしていられます。
10月下旬から11月初旬は各社の半期決算が出てくる時期ですので、自分が投資している銘柄の成長ストーリーが継続しているのかどうかをしっかり確認すべき時でもありますよね。
エスティックは上方修正&増配
エスティックの決算発表は、先週の金曜日26日だったんですけど月曜日の22日にイキナリ業績予想の上方修正と増配を発表してくれちゃいました。
業績予想の上方修正は、第2四半期の業績予想のみならず通期業績予想も含めてでした。
- 第2四半期業績予想:売上高23.8%増、営業利益44.3%増、経常利益45.4%増
- 3月期通期業績予想:売上高12.5%増、営業利益27.8%増、経常利益28.1%増
このような内容ですけど、これどうみても通期の業績は再び上方修正を出しそうな数値(半期の増予想値に対する通期の予想値が低すぎますよね)です。
さらに、こちらは再修正はないと思いますけど、配当も年間67円予想を83円へと修正してきました。
翌日の火曜日は、大きく窓を開けて始まり、早々にストップ高となってくれましたので、4,600円台で建てていた建て玉の一部を利益確定させ、残りはしっかりと利益を伸ばしていくことにしました。
さらに水曜日には6,000円を突破して、年初来高値となる6,350円まで上昇してくれました。
その後、一旦、株価に調整は入りましたが、本日の前場ではしっかりと6,250円を超えてきてくれています。
「業績の良かった銘柄を早々に利益確定してしまい、その後、悔しがることを何度も経験した。」と友人が言っていたのを思い出し、上方修正した数値でPERやPBRを計算しなおすと、まだまだ割安といれるレベルでしたので信用で建てている玉の利益確定はせずに、他の何かの銘柄と組み替えていくことも視野に入れて検討していくことにしてみました。
芝浦電子は大幅調整中
一方、前回の記事で指摘したとおり「赤3兵」の後、「新値八手高値」まで進んだ芝浦電子は、さらに「新値十手高値」まで超えていき5,470円まで到達してからは、これまた順調に大幅調整と反発を繰り返しながら、本日11月2日の前場では4,800円を割り込んできています。
芝浦電子の決算発表は来週の火曜日6日ですが、前回の内容が「売上高は大幅高なのに経常利益がマイナス」というモノでした。
いろいろと情報を収集すると、「需要が強すぎる一方、納期が短いので、人件費や運搬費等の経費が嵩みすぎた」ということだったようなので、需要に対するトレンドは継続していると自信を持ってはいるのですが、再び多大な経費を使っているようだと、決算の数値は悪いものになるのかもしれません。
そうなってしまうと、一旦は大きく売られる場面が出てくるかもしれないので、芝浦電子の建て玉は、ちょっとおっかなびっくり持っている、というのが正直なところではあります。
ですけど、売上高が順調に伸びているようであれば、本業が順調ということに他なりませんので、今の株価低迷で建て玉や現物を投げるようなことはせずに6日の決算を迎えようと思っています。
まさにシーソー
そうやって考えると、今は前回の記事(9月下旬)とは真逆の状態になりました。
エスティックが大幅高で芝浦電子が大幅下落です。
まさにシーソーです。。
エスティックの6,000円台をキープしつつ、芝浦電子も6日決算発表を迎えて無事に株価6,000円台を奪取して欲しいです。
シグマ光機
それと、相場の大幅下落に伴って「業績は良好なのに理不尽に株価が下げた銘柄」として、目をつけていたシグマ光機を1,600円ほどで少し拾っておきました。
光学機器は私達が扱ういろいろな装置や機器が高度化するほど、必要になる技術と機材だと思っていますので、そんな光学機器を専門に取扱い、直近の業績内容も非常に良かったシグマ光機は2,000円突破を狙える銘柄だと勝手に思っています。
自己資本比率が約80%と財務も安心できる内容で、時価総額132億円の成長著しい中小型株です。
新工場の建設や海外子会社設立等もありますので、まだまだこれから先の株価の上昇も期待できそうな銘柄だと思っています。
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