2018年の相場始めに購入した新規銘柄たち
今日は凄い雪ですね。
東京都内はいたるところで積雪数センチになっているようです。
これからもまだまだ降るみたいですから、多摩方面や埼玉・横浜方面の部下ちゃん達はもう帰ってもらいました。
こんな日は大人しく定時で家に帰るべきですよね。
やっぱり相場は強い!?
今日の日本株相場、私、随分と下押しするんじゃないかと思っていたんです。
だって、米政府の一部が閉鎖することが確定したんですよね?
オバマ大統領の時代も、閉鎖するかも、閉鎖するかも、ってニュースが流れていましたけど、実際に閉鎖になることは一度もなくて、「また、なんかやってますね」的な扱いだったと思うんです。
でも、それがトランプ大統領の就任1周年に合わせて、本当に閉鎖されるってなってしまったので、これはちょっと大幅調整が入るわよね、って思っていたんですけど、ところがどっこいっていう感じですよね。
日経平均も最後の最後で続伸してますから、これってホントに相場が強いってことなんだと再認識しちゃいました。
一方で「そろそろ準備しておいた方がいいんじゃないの!?」的な発言をされている個人投資家さんも増えていることですから、3月の権利獲得後あたりは気を付けておいた方がいいのかもしれませんね。
イメージとしては、2月上旬に一旦下げてから3月下旬の権利確定日に向けて上昇し、確定日後がどうなっていくか、という感じをイメージしています。
新規購入銘柄4つ
前回、新しく購入した銘柄がある、ということを書きましたので、早く書かないとと思ってました。
新規に購入した銘柄は、いまさらですけど年末年始に四季報を読み込んで、「自分なりに今後の成長領域になりそうな分野に存在し」、「そのビジネスモデル?事業内容?でのパイオニアで先駆者利益がありそう」、「過去の四季報情報から継続的に業績が拡大している」、「時価総額が大きくない中小型株である」といった内容でピックアップしたものです。
年末年始、大晦日と元日に四季報オンラインが無料開放していたので、私と同じようにいろいろと検索をされた人も多かったと思います。
さきほどのような観点で四季報でピックアップした銘柄を無料開放の四季報オンラインでチェックしてみて抽出し、実際に新規銘柄として購入したのは「リスクモンスター」と「アイ・アールジャパンホールディングス」の2つです。
リスクモンスター
リスクモンスターは、「事業承継」という分野でユニークなビジネスモデルを展開している企業だと思いました。
大雑把にいうと、各企業の信用情報を取り扱う企業ということだと理解しているんですが、中小企業の後継者不足問題と廃業、それにともなうサプライチェーンの分断問題というのは日本の中では非常に大きな問題であって、その大きな問題を解決する手法として企業の合併やM&Aによる「事業承継」が拡大すると想像しています。
そんな合併やM&Aといった際には、必ずその企業の信用情報を素早く、正確に把握することは必須なはずです。
実際、年末年始の四季報開放ではこのような事業展開の推移を確認できました。
すでに株式分割等も実施していて、そのせいか株主優待も300株以上からとなっていますが、成長期待と東証1部への昇格期待という2大要素を持った銘柄として位置付けています。
また、私が注目した点は、「自社で利用してきた商談管理システムをクラウド化して販売を開始。440万社分の基礎情報をあらかじめ内蔵。」という部分です。
これは新規分野への進出ということになるわけで、なおかつ自社の強みである信用情報も内蔵されて、自社で使っているシステムですから具体的なメリット訴求も使い手として具体的に提案できるプロダクトだと思うんです。
この「自社で使いこんでいるプロダクトを販売する」っていうのは、私が自分の本業で見聞きしている限りでは失敗した例はありません。
時価総額も50億未満の小型成長株ですし、自己資本比率も80.7%と盤石な財務内容ですから、まだまだ株価は上昇すると思っています。
アイ・アールジャパンホールディングス
こちらも「事象承継」や「M&A」といった分野でユニークなビジネスを展開している企業だと認識しています。
「企業のIRとSR(株主情報)に特化したコンサル業務」がその内容で、四季報にあるとおり「柱のIR・SRコンサルは実質株主判明調査がリピート率高く新規開拓も進む」という部分は、まだまだこれから業績が拡大できるビジネスだと感じました。
四季報のコメント等も複数期に分って好調です。
時価総額も約200億円という規模ですし、自己資本比率も78.6%と盤石な財務内容の東証2部銘柄です。
株主優待はまだ導入されていませんけど、いずれは株主優待の導入、株式分割あるいは立会外分売の実施等を経て、こちらも東証1部昇格に向けて着々と進めていってくれる銘柄だと思っています。
要興業
要興業は、つい先日のIPO銘柄ですが、もちろん当選したわけではありませんので、IPOセカンダリー投資ということになりますでしょうか。
株価が1000円を切った時に購入しましたけど、ここは東京の産業廃棄物を担っている会社ですから、今後、業績が悪化するとはとても思えないですし、そもそも産業廃棄物処理っていうのは、もう新規に参入するのはほぼ無理っていうぐらいの事業(認可されない)ですから、事業基盤は本当に盤石だと思います。
これから東京オリンピックの2020年に向けて業績が下振れる余地があるとは、私個人としては想像することすらできないほどの事業だと思っていますので、地味な値動きではありながらも東証1部上場に向けて、様々な動きをしてくれる銘柄だと思っています。
フジシールインターナショナル
フジシールインターナショナルは、ちょっと何で見つけたか忘れちゃったんですけど、何かの雑誌(投資雑誌ではなく)を見ていた時にペットボトルにピタッと圧縮して貼るラベル?シール?のトップシェアの会社だっていうのを知ったのがキッカケです。
すでに東証1部銘柄ですし、時価総額も2210億円という規模ですから、私の中小型株投資スタイルとは外れてはいるんですよね。
でも、調べてみると株主優待もあるし、個人投資家向けの説明会なんかに出展していて、精力的に株主に向かい合おうとしている姿がインプットされた銘柄なんですよね。
【特色】 熱収縮性ラベル開発で先鞭。市場シェア5割強で専業トップ。ソフトパウチなど新製品も拡大
【連結事業】 シュリンクラベル56、タックラベル17、ソフトパウチ10、機械8、他ラベル1、他8【海外】40 <17・3>
【最高益圏】 顧客の小型PETシフトで熱収縮ラベルが一段拡大、米国も増産効果享受。欧州の機械てこずるが、スイスPAGOの改善想定以上。19年3月期は欧州黒字化、PAGOもゼロ圏浮上。リストラ特損ない。
【PAGO】 18年初100人削減完了。欧州部隊がタック拡販、ポーランド生産移管進める。米国も機械組み立て開始。パウチに次ぐ新容器探る。地域制・事業部制併用へ。
四季報のコメントはこんな感じで悪くないと思います。
この銘柄は、私の直感的銘柄、ということになるんですけど、自分なりに深化させてきた中小型株投資の手法からは全く外れている状況なので、様子をみて早々に売却してしまうかもしれません。
でも、ちょっとニッチな事業でのトップ企業ですから、ちょっと成長期待も含めて、株価上昇を期待しています。
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