なんだか、ここのところのビットコインの上昇っぷりって凄いモノがありますね。
私、ほんの試しでの購入でしたので、円ベースで2万円ちょっとだったんですけど、すでにもう倍の価格になっています。
一度だけ、詳しい人から「ビットコインとは!?」みたいなお話を伺ったんですね。
暗号通貨という名前だけあって、詳しい内容は正直理解できなかったんですけど、スーパーコンピュータみたいなものを使うと10分に1回ぐらい採掘できて、一定以上の採掘がされるとそれ以降は限りなくゼロに近い採掘しかできなくなるらしいです。
私の正直な感想は、「あぁ、頭いい人が仮想通貨というバーチャルな金(GOLD)を作ったっていうことみたいだわ。」って思ったんです。
金鉱を見つけるのも大変だし、金鉱から金を採掘するのも大変だし、金そのものは世界中で採掘された量は、現在、50mプール三杯分ぐらいでしかないらしいし、それが大量に増えていくものでもないらしいというのが「金」じゃない?
だから、ビットコインって金と同じ産出構造になっていて、金との違いは、社会がそれを金と同等の価値があると認めるかどうか、だけなのよね。
そもそも、昔から貨幣の裏付けは「どれだけの金と交換できるものである。」っていうモノ(金本位制)だったのに、1971年のニクソンショックを契機にして、なんだーかんだーで1978年には金本位制が終わっちゃたのよね。
だから、このビットコインっていう金みたいな産出構造をもった仮想通貨も、みんなが「これって金と同じぐらい価値あるわよね」って思ってドンドン買っていくと価格が上昇していくわけよね。
でもって、その大きな上昇力となっているのが中国のお金持ちらしいんですけど、結局、自国も自国の通貨も信用していなくて、外貨に換えて、さらに国外に持ち出したい、っていう欲求があるんだけど、いろいろな規制があって、なかなか上手いこといかない。
そんなところに出てきたのが、国際的に通貨としてまた認定されていないけど、なんか世の中的にその価値を認める相場が形成されていて、銀行間流通なんて関係ないところで「元」から変換できちゃう価値あるものがビットコインだったのよね。
(まあ、悪く言えば国外へ通貨を持ち出しやすくて、マネーロンダリングもできちゃうような素晴らしいモノなのよね。)
なので、中国では国家で購入に関する一定の規制がされた時に価格も下がったみたいですけど、抜け道みたいなものが沢山あって、その勢いは静かに、しかし着実に続く、っていうことみたいです。
つまり、ビットコインが決裁できるモノとして採用される範囲が拡大していく間は、その価値を認める範囲が拡大していくことと同じ意味だから、これからも、上下動の変動はありながらも、相場の価格は上昇していくってことになるんでしょうね。
私もどこかのタイミングでビットコインの買い増しをしようと思っていますけど、まずは購入してある2万円分が一体どこまでの価格になるのか、っていうのも楽しむのも悪くないですよね。
さて、そんなビットコインの上昇に圧倒されながら、ボーとしてたんですけど、今年はやっぱり「セル・イン・メイ」じゃなかったってなりそうよね。
トランプさんのロシアゲート!?なんてなお話もあったりしたけど、結局、持ち直して高値更新しちゃってるし、日本株の方も、落ち込みが激しかった4月から5月に入ってから相場の雰囲気も変わった感じがしますものね。
もちろん、今月はまだ来週の水曜日まであるわけですけど、よっぽどの何か(ちょっとイギリスのコンサート会場のテロは気になりますけど)が起きない限り、大きな相場の下落はなさそうな感じがしています。
そんな今日、トリドールの利益確定分のキャッシュを使ってグリーンズの買い増しを致しました。
株主優待もなく、東証2部に新規上場してきたホテルチェーンですけど、購入時にも書いたとおり、株主優待の導入期待度はかなり高いと思っていますし、何よりもすでに時価総額100億超えをしている企業ですから、早々に東証1部へ昇格するんじゃないかしら、って思えるんですよね。
東証2部に新規上昇する銘柄の宿命とも言える「出落ち」も落ち着いてきたんじゃないかと思えるチャートですし。
株価の指標的にもPER10倍、PBR2.5倍ぐらいですから割高ってこともないと思ってますし、建物を所有して運営しているホテル物件と建物を借り上げた上で運営しているホテル物件とがあって、ホテル運営を基軸にしつつ不動産資産と建物の減価償却の活用なんかもしっかりやりながらキャッシュフロー経営が出来ていそうな感じがするんです。
チャイナから一定の時期に大挙してくるようなインバウンドは薄れつつありますけど、インバウンド総体としてはまだまだマーケットの広がりはあると思うんですよね。
民泊も悪くないんですけど、はっきり言って、今の民泊の料金ってビジネスホテルの料金よりも高かったりしますからね。
グリーンズが運営しているビジネスホテルクラスの需要ってまだまだ高まる余地もあるし、値上げ余地もあると思うんです。
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