伊勢志摩サミットと消費税延期表明のはざまで
2018/01/22
無事に伊勢志摩サミットが終わりましたね。
安倍さんも消費税延期をするためにサミットを利用しようなんて考えずに素直に「今、消費税を予定どおり導入したら景気に完全に水を差すから延期します。」って言えばいいのに、なんであんな恥ずかしいことしたのかしら?
すでに株価には織り込み済みかもしれないわ、っていう風にも思っていたけど、今日の午前中の動きをみるとそれなりに良い効果になってると思っていいみたいよね。
為替も円安に振れてきたけど、消費税を延期したわけだから、今後、日本国債の格付けもまた下がる可能性も踏まえると110円突破は普通の反応だと思えばいいわよね。
サミットの状況を踏まえると為替介入なんかはできない状態ではありますけど、消費税延期をすれば自然と円安の方向に働きますから、上手といえば上手ですよね。これで今週金曜日の米国雇用統計の数字がそれなりであれば、FOMCでの6月利上げの思惑も出てくるわけなので110円を切るようなことはなくなってくるんじゃないかしら。
権利落ち直後に三機サービスを買い増し
そんなサミット開催中にちょっとだけ買い増ししたのが、5月末の株主優待権利落ちした三機サービスです。
配当+優待利回りで大体4%ぐらいの株価になっていたので数字的には悪くないと思いましたし、以前も書いたとおり、パナソニックとガッチリとスクラムを組んで利益基盤を確保しつつ、パナソニックの東南アジア進出にあわせて海外進出も実施。
さらに警備業への新規参入でビル設備メンテと警備を一括で受注する仕組みを造り、ライフさんという大型受注も早々に獲得していて、さらに先般、ダイキンとパナソニックが空調事業で提携拡大して成長市場である新興国に力を入れていく、っていう動きもありますので、三機サービスが描いていた海外での事業拡大というモノもしっかりと現実感のあるものになってきています。
私が一番最初に購入した時は600円を切っていたレベルだったので、まだ割安優待株というカテゴリーだったと思うんですけど、今の株価と指標からは割安とは言いにくいかもしれないですよね。
とはいえ、しっかりした事業基盤と今後の事業拡大(警備まで含めた一括ビル管理業務への進出と海外での事業拡大等)を考えれば、成長期待優待株っていう感じでいいんじゃないかと思っています。
それに東証1部への昇格期待もありますからね。
今後の成長が見込めて昇格期待もある、配当+優待利回り4%程度の銘柄と考えれば、権利落ち後に拾っても悪くないと考えたところです。
株主優待のドトールカードはありがたく使わせて頂きました。
一方、配当+優待利回りがイマイチで、さらに株主総会で今後の成長戦略が聞けず、ここのところ優待の品も下落する一方だったドトール・日レスホールディングスは、本日、1820円あたりで売却してしまいました。
昨日の日曜日には、優待として到着した1000円分のドトールカードを使って珈琲やサンドイッチを頂きましたけど、また今度、どこかのタイミングで大きく相場全体が下落してドトールさんも連れ安した時に再購入するかどうかの検討をすればいいかと思っています。
もちろん、ドトールさんのコーヒーやホットドックとかは大好きですから、ドトールや星乃珈琲、エクセルシオールに行かなくなるわけではないですけど、今は今度上場するコメダ珈琲のIPO資金とかに回した方がいいんじゃないかと思ったんですよね。(コメダ珈琲にIPOに当たるかどうか別問題ですけど。)
今週からは6月相場の始まり、っていう風に言われているみたいですけど、とりあえずサミットを終えて、消費税延期に向かうという大きな流れのなか、こんな感じの動きをしていました。
ランドコンピュータに繋がるニュースは多いわよね。
あと、こんなニュースもありますよね。
みずほ銀行のシステムを請け負っているのは富士通でして、その富士通のもとでシステム構築をしているのはランドコンピュータです。(あまり書かないでって言われてますけど。。)
ランドコンピュータ、ちょっと速すぎる感じがしちゃうんですけど、早々に4005円の上場来高値をクリアしていきそうな勢いです。
優待導入、株式分割、東証1部昇格といろいろな株価上昇イベントも期待できるランドコンピュータですので、利益確定のタイミングが取れないんですが、ジッとホールドしていようと思っています。
にほんブログ村
株主優待ランキング