都内は先週から山手線の各駅に警官が張り付き、主要国の要人を招いてのピリピリ感が伝わりつつあります。
グローバル目線では凄いことを我が国で開催しているにも関わらず、日本の株式市場は相変わらずフラフラとした感じがしてしょうがありませんけど、どう思われます?
仙台のG7財務相・中央銀行総裁会議も特に目新しい合意形成もG7が協調して展開するような政策発表もなく、既定路線のように「世界経済の成長に向けて、各国が協力して頑張ろう。」っていうだけで終わった気がします。
為替の方も、特に何か起きた感じもしないので、ドル円レートについては6月に米国が利上げを実施するかどうかで、全ての方向性が決まってくるような気がしています。
日本の株式相場が注目しているのは、1.折り込み済みとなっている消費税延期が実際にはどうなるのか、2.財政出動による具体的な景気対策が実施されるのかどうか、っていう点じゃないかと思うんですけど、どちらにしても今週のサミットが無事に何事もなく終了した後に動きが出てくるんでしょう。
いろいろと警備で不便なことが多いですけど、何かテロ的なことがあったら株価が下がるに決まってるんですから、無事に終了して欲しいものです。
そんな相変わらずのフラフラした相場のなかで2つの銘柄が高値(節目)抜けをしてくれています。
どちらも良好な内容の決算発表をしてくれて、今後の成長も期待が持てる銘柄2つです。
まずは、私が愛してやまないランドコンピュータです。
年初来高値である2576円を上抜けして、今日は2700円でスタートを切っています。
もうここから先はチャート的には値を抑えるような価格帯はありませんから、あとは節目の3000円を抜け、上場来高値の4005円突破に向かって動いてくれるのを待つだけです。
もちろんそれまでには紆余曲折あると思いますが、来年の今頃には上場来高値を抜けてきてくれることを期待しています。
次は東証一部への昇格で多くの方が利益確定をされたと思われる綿半ホールディングスですが、こちらもチェート的には節目になると思われる1535円を抜けてきています。
こちらも後は上場来高値である1615円の突破に向けて動いていく形になっていると思っています。
どちらもサミット後にポジティブサプライズな発表が政府からされれば一気に高値を抜けてくるんでしょうけど、そうじゃなければ、一旦、株価の調整だったり、夏枯れ相場だったりを乗り越えてからの高値抜けトライということになるんでしょうね。
こういう時って、サミットが終わる前までに時に一旦利益確定しておいてサミット後の動向と夏枯れ相場をやり過ごしてから買い戻すのがいいのか、黙ってホールドしていればいいのか、本当に迷っちゃいますよね。
明日明後日でよっぽど大きな上昇があれば別ですけど、そうじゃなければまずはジッとホールドする作戦でいこうかと思っていますけど、さあ、一体どうなることやら。
不安でもあるけど、楽しみであるので、まずは6月初旬あたりまでに発表されるであろう選挙対策を待ってみたいと思います。