決算weekの真ん中、水曜日です。
私の主力銘柄が決算発表(keeper技研は第3四半期決算ですけど)をするので、昨日のブルーな気分を吹き飛ばすような内容を期待してましたけど、さてさて、どんな感じかしら。
その前に一昨日のヨシックスと昨日の大阪工機、大冷の株価の動きをチェックしてみると、ヨシックスと大阪工機は何となく「まあ、こういう動きになるのかしらね。」っていう感じなんですけど、大冷はちょっとよく分からないのよね。
まずヨシックスについてですけど、昨日の終値からはブラスして引けてるんだけど、決算発表と立会外分売の発表をする前、5月9日の株価は1900円レベルだから、まだ禊はすんでいない、っていうような状況よね。
このまま良好な決算内容を評価してくれる方が増えて順当に分売日の24日までに2000円の節目あたりまで上昇してくれればいいんですけど、逆の動きになったらちょっと微妙ですよね。
私的には1800~1900円でフラフラしておいてくれた状態で立会外分売に臨んでくれれば、東証1部への昇格を見据えて買い増ししてもいいかな、って思っています。
もう既に損切済みですけど、今日の「海帆」の決算と比べたら、全然、ヨシックスの方が有望なのが明白なので、そんなことも買い増しに傾く気分を後押ししているような状態です。(あ~ぁ、分売株式分割だったら良かったのにね。)
大阪工機は、「なんかちょっとガックリ~」っていう内容がそのまま反映されて700円割れして、最後の最後で700円超えをキープって感じですから、なんとなく分かりやすいかも。
昨日もちょっと書きましたけど、数字全体はそんなに悪い内容じゃないのかもしれないけど中期経営計画を掲げた時から比べて、妙に元気がないような感じのするリリースばっかりなのよね。
まさにそんな「なんがちょっと以前の元気がなくなっちゃったんじゃないのぉ」っていう雰囲気が株価にそのまま反映されてる感じがするから、拡大基調になっている海外事業が大幅続伸してくれて、収益構造を転換するぐらいまで育ってくれることを見守るしかないかもしれないわよね。
大阪工機の事業領域はニッチな分野かもしれないけど、ビジネス的には移り気なコンシューマーを相手にするBtoCのビジネスじゃなくてBtoBのビジネス領域だし、卸売っていう立ち位置でもあるから、結構、参入障壁をしっかりと持ったビジネスをしていると思っていますので、じっくり見守ってて大丈夫な銘柄だと判断しています。
よく分からないのが、大冷の今日の株価です。
あの決算内容でプラス転換してるって、どういうことなのかしら?
悪材料出尽くしってこと?
配当がしっかり出るかかどうかは別にして、来期もキチンと今期と同額の配当を予定しているっていうし、株主優待もあるから、「まあ底打ちなんじゃないの。」っていうことなのかしら。
それならそれで私的には全然いいんですけどね。
昨日の発表内容で今日の株価がプラス転換すると思ってなかったので、ちょっとビックリしちゃったわ。
さあ、それはそれとして今日の発表内容よ。
真っ先に書くべきはランドコンピュータよね。
もうパッと見て「うんうん、よしよし。」って独り言をいいそうになっちゃわ。
27年3月期の業績の伸びが物凄いから、それと比べちゃイケナイとは思うんですけど、その物凄く伸びた前年の数字と比べて、28年3月期が営業利益ベースで49.8%増、経常利益ベースで26.7%増って、凄いことだと思います。
だって、「去年は凄い需要があって成績良かったけど、今年、それを大幅に上回るのは無理よ。」っていうのが普通じゃないかしら。
私も本業は普通の会社勤めですから、この「27年度に対前年比82.6%増の営業利益出して、それをさらに今期は49.8%増にしてる」っていうことの凄さが分かるのよね。
これは凄く良い数字だと私は思います。
次期業績の見通しは堅めに出してきてますけど、年間配当金もしっかりと増配を予想してますから、この堅めの数字を順調に上回りながら次期も事業展開してくれるものと思ってます。
年回配当金の増配も凄いレベルなんですけど、それは同じく今日リリースされた「余剰金の配当に関するお知らせ」の内容を見てみればずぐ分かるわよね。
なんにしても、このランドコンピュータの内容を見たら、昨日のブルーな気分がスカッと晴れっちゃわ。
システムリサーチもいい内容だったわよね~
ランドコンピュータもそうだったけど、売上の伸びに比べて、営業利益と経常利益の伸びが格段に良いのよね。
これが意味するところは、受注案件ベースでの原価低減が凄く出来ているってことだし、販売管理費みたいな間接費も効率的になっているってことなのよね。
売上高の対前年比が4.4%なのに、営業利益で対前年比32.8%とか経常利益ベースで対前年比28.2%って凄いわよ。
一株当たりの年間配当金も次期は今期と同額を予想してるけど、これはどこかのタイミングで増配するか、昇格に向けて更なる株式分割と単元株あたりの株主優待内容の維持(実質的な拡充)とかをしてくれるんじゃないかしら。(ちょっと願望の度合が強すぎる希望的観測かもしれないけど。)
どちらにしても、ここもまだまだ順当に業績が伸びていく銘柄に間違いないわ。
ラックの内容はちょっと残念という見方になるのかしらね~
まあ「微増」っていうことなんでしょうけど、きっとみんなもっといい数字を期待していたわよね。
人材増強っていうことで人件費とかが嵩んだのかもしれないですけど、それなら来期の予想数字がもう少し良くてもいいんじゃないかしら。
ここはセキュリティ関連のオペレーションではメインプレイヤーだから業績の推移自体は中長期で堅いとは思いますけど、心が躍るような内容ではなかったことは確かよね。
明日の株価の動向が気になるところですけど、「まあまあ、順当な業績推移」っていうことで大冷みたいに底打ち感的なイメージで上昇に向かってくれることを期待するしかないわよね。(ちょっと厳しいかしら。)
keeper技研の第3四半期決算内容は、もう順調そのものっていう感じで、ここは安心して見てられるわ。
基本的に月次で業績の推移状況をリリースしてくれているから、まさに順調そのもの、っていう感じよね。
ここはじっくり着実に業績を伸ばしてくれると思うわ。
保有銘柄の決算発表は明日も明後日もありますけど、今日のランドコンピュータとシステムリサーチっていう2つの主力銘柄の内容が凄く良い内容だったら、もう一安心しちゃいました。
もうあと気になっているのは、金曜日の綿半ホールディングぐらいなんですけど、ここもきっといい内容だと思うのよね。
株価の推移としては1400円あたりが節目みたいになっていますけど、内容の好い決算を出して貰って1500円をしっかりと抜けて、上場来高値を抜けてきてくれるような流れになってくれることを願ってもいいわよね。