今日も何だかフラフラした相場な感じがしますね。
落ちてきたナイフ(三菱自動車)ですけど、昨日の午後にちょいと500円をオーバーしたところ(503円@13:45)で売り抜けて正解でした。その後は何だか急落しちゃってますもんね。
今日は415円も割り込んでますから、ちょっと底抜けしてしまった感じですけど「燃費なんて誰も気にして車を買ってない。」なんて三菱グループの総帥みたいな人が言ったとか言わないとか。
どっちにしても、どこまで下に行くか分からないですし、どのタイミングで三菱グループが救済するなんていうニュースが流れて一気に上昇するか分からないですから、もう「だめんず」に手を出しちゃいけないんですよね。
前回の記事をアップした後の25日15時過ぎに「優待割安成長期待株」として保有しているダイイチが「平成28年9月期第2四半期(累計)連結業績予想の修正に関するお知らせ」をリリースしてきました。
このダイイチですけど、北海道内に食品スーパーを展開している企業でして、特化したエリアで人気の小売業は堅実なんじゃないかしら、って思ったんですよね。
綿半ホールディングスは長野県内で人気の小売業で東証1部昇格まで果たしましたから、北海道内で成長できる食品スーパー&割安放置されている株主優待もある銘柄であれば、それなりの株価上昇も見込めると思ったんです。
それに北海道新幹線も開通するし、北海道にも訪日客が沢山来ているみたいなので、インバウンドの間接的な恩恵も得られる可能性があるんじゃないかしら、っていう思惑もありました。
今回のリリースは売上高の増収もあるんですけど、なによりも営業利益と経営利益の上昇幅が売上高の上昇よりも高いことに大きな意味があると思っています。
具体的には売上高の増減額がプラス2億2千3百万円なんですけど、営業利益の増減額がプラス1億5千7百万円なんですね。
これ凄くないですか?
売上高190億円の予想が2.2億円の上昇で192億円、それに対して営業利益が6.3億円の予想が1.6億円の上昇で7.9億円ってことですから、当期はもの凄いコスト削減を実現できているってことです。
さらに注目は営業利益の増益額よりも経常利益の増益額の方が大きい(プラス1億6千7百万円)ってことです。
これ、営業原価以外のコストについても効率化できてるってことだと思います。
「優れた経営者は優れたコストコントローラー」(例えば日本電産の永守社長とか)ってよく聴きますけど、コスト削減は利益に直結しますから、この増益修正ニュースの内容はとても意味あるものだと思っています。
こんな素晴らしい増益修正ニュースがリリースされても、ダイイチの今日の終値は1,052円で、PBRが0.67倍、PERが8.36倍です。
それにダイイチは株主優待も導入していて、1単元100株以上で1000円のVJAギフト券が貰えちゃうんです。(9月末権利確定)
いつかキチンと評価される時があると思いますので、中長期で保有していける銘柄だと思っていますが、どうでしょうか。
個人的にはGW前後あるいは夏枯れ相場あたりで株価が下落するような場面があれば、今回の増益修正を踏まえて買い増ししたいと思っています。
話はちょっと変わって、逆に「売却して利益確定しておいて良かったわ」って思った銘柄が「鳥貴族」です。
今月末までが有効期限の株主優待券があったので、月曜日の仕事帰りに自宅近くの駅前にあるお店に久しぶりに行ったんです。
相変わらず混雑していたのは間違いないんですけど、近くに大学とか専門学校とかがあるせいか若い人ばかりだったっていう印象をまず受けました。
お店が出来た当初は若い人もサラリーマンのおじさんも偏りなくお客さんが居た記憶があるんですけど、居酒屋を総合評価する時に私が重視する「中高年層(お金はあまり無いけど美味しいモノを探し当てるコスパ探索能力が強力な客層=おじさま)の激減」を体感です。
次に感じたのが、焼き鳥のお肉が小ぶりなって串打ちされていたことと、そのせいなのか焼き鳥を頂いてもお肉のジューシー感が全く無いような感じになってしまったこと。
焼き鳥は串打ちした後に時間が経過すればするほど美味しさが抜けていくらしくて、鳥貴族のいいところは、当日の午前中に串打ちをすることを全店で徹底していて、外国産の串打ちされた冷凍モノを出すような焼き鳥店じゃない、ってことだったんですよね。
実際に当日のうちに串打ちをしているのかもしれませんけど、昔のような「ジャンボ」でもなくなってしまって「ジューシーなお肉」でもなくなってしまってました。
あとはですね、お手洗いがもうダメダメでした。
どのくらいダメだったかと申し上げますと、和民級にダメダメなお手洗いでしたね。
お店の清潔感、特にお手洗いの清潔感(においも含む)がダメダメなお店は、よっぽど何かの付加価値(料理の質、味、価格)があれば別ですけど、そうでなければ衰退するばかりだと思ってますので、料理の質も味も劣化してしまった鳥貴族はこのままでは衰退すると思いました。
もちろん、店舗を増やしている段階では株価も上昇していくのかもしれませんけど、結局、ダメな店舗が増えていくような企業になってしまうなら投資したいとも思いませんし、そもそも頂いた株主優待券も使いたいと思わないですよね。
もしかしたら、うちの近所の鳥貴族だけがダメダメ店なのかもしれませんけど、芯に近い部分しか盛られていない「キャベツ盛り」なんかも残念でしたし、はっきり言って「売却して利益確定して良かったわ。」って思っちゃいました。
同じように成長期待株として保有しているヨシックスの店舗が鳥貴族みたいにならないことを祈るばかりです。
あと、先日4月22日の立会外分売の時に「東証2部への市場変更の形式基準を充足させるため」って明示していた三機サービスさんが、本日27日に「東京証券取引所市場第二部への市場変更に関するお知らせ」をリリースしちゃってくれてます。
もうちょっと早すぎなんじゃないの~!!
先週金曜日の立会外分売を忘れちゃったのは本当にダメージ大きいわよ。
先日発行されたダイヤモンドZAIでも優待銘柄としてキッチリと記載されていたこともあるし、大きなコスト増となったITコンサルなんかも入れたんですから、来年の今頃までには株式分割と優待拡充なんかを経た上で、東証1部に昇格発表をして欲しいですわ。
(三機サービスをパクって頂いた失業マンさん、こんなストーリーになってくれたらいいわよね。)
とにかく、三機サービスもダイイチも、有力な今後の買い増し銘柄として認識しなくちゃだわ。