これって懐疑のなかで育ってるってことかしら?
2018/04/04
「強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観とともに成熟し幸福のうちに消えて行く」
この相場格言は株をやっている人なら誰でも一度は目にしたことがあると思います。
昨日、「なんかフラフラ、フワフワしてるような相場。何となく、選挙に向かって上昇していくわよ!っていう感じがしないんですけど」って書きましたが、なんでしょうか?今日の強い相場は。
だって、今日あたりに誰も日経平均が450円も高くなるなんて思ってなかったですよね。
確かに昨日、「2000円をつけたランドコンピュータとか600円をつけた三機サービスを見て、なんとなくこの2つは上昇に向かい始めた印象があります」とは書きましたけど、今日みたいに自動車株とか銀行株とか一線級の主力株の上昇を伴って相場がアゲアゲになるなんて、正直ビックリしてます。
なんか不意打ちって感じ。
確かに今朝の外資は数十億の買い越しに転じた模様っていうのを見て、「あらっ、ちょっと今日から変わるかしら?」って思いはしたけど、まさかここまでとはね~
ロシアとサウジアラビアが原油の減産凍結に合意して、石油価格が上昇してリスクオン、資源国通貨も上昇するわ、ドル円も上昇するわ、で日経平均もアゲアゲ、っていうだけじゃなさそうですけど、う~ん何なんでしょうか。。
どうもしっくりこない上昇相場になんですけど「まだまだ油断は禁物だわ」って思う私と「これって懐疑の中で育ってるってことなのかしら」って思う私が居るわけです。
もちろん、懐疑の中で育ってるんだとすると、みんながハッピーになれるからとってもありがたいんですけどね。
昨日、書いたランドコンピュータは2070円(+70円)、三機サービスは611円(+11円)になってますし、今朝の日経新聞でTOPIX算出組入れ銘柄等々として取り上げられたKeeper技研も14時手前あたりからぐんぐん伸びてきて+51円の1838円になりました。
綿半ホールディングスやフジ・コーポレーションも、ラックやフォーカスシステムズなどなど、保有銘柄のほとんどが前日比プラスで終わってきた本日です。
「月初の大幅下落という悲観の中で生まれ、G7外相会合が終わった今週の懐疑的な相場なかで育ち始め、選挙に向かって消費税延期の楽観とともに成熟して、自民党が過半数を獲得するという幸福のうちに消えていく」な~んてストーリーを勝手に思い描いちゃいました。
もしかして、そんなストーリーとは関係なく単なる「クジラ(公的年金)の出現」だったりして。。
どーん!!
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