先週の月曜日に会社四季報春号が発行されたので、保有銘柄への四季報コメント概略と私のコメントなんかを書かせて貰いました。
保有銘柄の四季報コメントは概ねが良い方向感で書いてありましけど、こういう機会に「そもそも、私が考えていた購入時のストーリーってどうだったのかしら。そのストーリーが突拍子もないものじゃない、って自信持てるかしら。」っていうことを確認しなきゃイケナイわよね。
なんだか、他の個人投資家の方々のブログを読んでいると私の浅はかさというか、いい加減さが身に沁みちゃうんだけど、まずはこんな確認作業からしてみるのが大事よね、きっと。
でも、そんな風に考えることが出来るようになったのも、このブログでアウトプットできるようになったから、ということが大きいと思う。
やっぱり、キチンと日付入りでアウトプットしておくと、後で振り返ることもできるし、自分の投資の記録にもなるし、いい作用が働いているわよね。
じゃあ、あらためて東証1部への昇格期待銘柄の現状と昇格を期待するに足る条件を持っているのかしら、というのをチェックする事項を
として、確認したいと思います。
(数字は基本的に四季報ベースです。)
ここはもう鉄板で東証1部への昇格に向かって突き進んでいるという感じがしています。
POと東証2部への市場変更、その2か月後に優待拡充、とくれば、早い段階から1部昇格の必須条件を整えておいて、あとは発表するのみ、という意気込みが感じられちゃいますよね。
会社設立が1971年11月になっていますから今年は創業45年ということです。
組織は節目というものを大事にしますからね。
創業45年の今年に東証1部への昇格申請発表をして、東証1部上場企業としてさらなる飛躍へと進む、っていう組織的な思惑があるんじゃない?っていう妄想をしているんですけど、どうかしら。
<先週の短評など>
◇暖冬の影響があり、店舗での販売低迷はあったが、大型倉庫が稼働を始めてネット通販や卸売りが伸びて、店舗の低迷を補う。
◇公募増資で調達資金はタイヤの仕入れに充当して、運転資金の余裕分は近畿圏の進出の原資へ。
⇒稼働した大型倉庫のおかげで機会損失と天候に左右される分をリカバリー、近畿圏への進出もあるし、まだまだ伸びシロあるわよね。
こんな流れになっていまして、東証2部への市場変更を去年の5月に実施しているので昇格期待時期としては一年後になる今年の5月なのかしら。
四季報に記載されている株主数が2143名だから、今はもう2200名を超えてきてるかもしれないわよね。
今のところ、株主優待の権利取得が200株以上となっているから、これを100株から貰えるようにするなどの優待拡充があれば、確実に株主数は確保できるんじゃないかと思います。
先日、業績予想の下方修正と中期計画の後ろ倒しを発表して大きく株価は下落しましたけど、「少なくとも東証1部への昇格は予定どおり実施するぞ!」という感じで経営陣が意気込んでくれていることを期待しちゃうんですけどね。(オカダアイヨンはそんな気概が感じられたわ。)
株主総会が6月予定でしょうから、今年の5月に東証1部に昇格して頂いて中期計画の後ろ倒しなどの総会での悪い材料を一蹴してくれるといいんだけど。
私みたいに業績下方修正の発表で含み損を抱え、昨年末に税金対策でマイナス確定してから再ホールド中なんて人も多いと思うので、是非、今年5月のGW明けぐらいには東証1部への昇格申請発表をして欲しいわよね。
<先週の短評など>
◇国内とメキシコで販売が伸びるも中国経済の減速にてアジア圏での販売不振などがあって、2017年度の売上300億円目標を1年先延ばしをする。(中期経営計画の変更)
◇2016年度にアメリカ現地法人を設立してメキシコ現地法人と連携を行い、2017年3月期は中国経済の戻りが弱くても国内・メキシコ・米国で販売拡大で補えるか。
⇒中国経済の減速とその影響を受けるアジア圏がどうなるか。進出を始めた米国とメキシコの連携はそれなりに機能しそうでもあるけど、中期経営計画を変更した弱気度合は微妙かな。腹を据えて中長期で展望すべき銘柄かも。
もうこの会社は3月8日に発表した立会外分売で「当社は当社株式の東京証券取引所市場第一部銘柄指定の申請を行っており、今回の立会外分売は一部指定における形式要件である株主数の充足を図るために行うものであります。」って発表しちゃってます。
ですから、東証1部昇格を公表する前と後の株価上昇を見込む銘柄じゃないってことではあるんですよね。
おまけにPBRやPERといった株価指標も割安っていうわけじゃないし。
一応、Iot関連かつ自動車の自動運転がらみということでちょっと手を出したんだけど、仕手系みたいになってるからもう逆指値を入れなきゃダメって気がつきました。
暴騰するかもしれない銘柄なんでしょうけど、ちょっと怖い感じがしますし、そもそもの昇格期待銘柄っていう立ち位置から全然外れてますから。
<先週の短評など>
◇通信向けソフト開発も車載制御向け開発も順調に推移して、利益は続伸を想定している。
◇車載向けソフトの開発が順調でIotの制御系に技術者を投入している。
⇒Iot分野が伸長すればさらに業績は伸びると思ってまして、今後も大きな成長が見込めそうな銘柄じゃないかしら。
コマニーはもう条件はそろってる感じです。
もう早くしてよ~、って言いたいところなんですけど、名証から東証2部に市場変更した銘柄は確か「1年ルール」があったと思うので、今年の6月に昇格予定ってことでいいのかもしれないわよね。
四季報にも書いてあったけど、東京での営業を強化する、ってことらしいし、営業本部は東京に設置してあるみたいだから、ここはやっぱり「東証1部上場企業」っていう称号は欲しいはずよね。
信用力っていう点からみても「東証1部上場企業っていう称号」は無いよりあった方がいいはずだから、ここも今年には確実に昇格をやってくると思ってるのよね。
今年の1~2月で随分と株価も下がっちゃったんだけど、是非、昇格に向けて動いて貰って、東京圏での営業強化と株価上昇をしてもらいたい銘柄のひとつよね。
今は株主優待がないから優待を新設して、その後に昇格してくれれば、2段ロケットみたいに去年の高値を突き抜けてくれると思うんですけど、それはちょっと都合が良すぎよね。
<先週の短評など>
◇前年同期比20%超の受注残があって、現在は期末の追い込み中なので、営業増益はほぼ確実でしょう。
◇東京でのオフィス系ビルの新築も多いので、東京での営業強化を実施。
⇒オフィス系の需要は着実に積みあがってきているのは、知り合いの大手不動産屋さんからも聞こえてきているので、当面は着実なんじゃないかな。
こうやってあらためて振り返ってみると、これからどんなストーリーを想定して株価上昇を期待するのか、それともタイミングを見て売却してしまっていいのか、っていうのがどんどん明確になってくるのがいい感じよね。
少なくともサイバーコムとコマニーは、よくよく検討しないといけないってことが再認識できました。
成長するビジネスモデルを描けるかどうか、割高になっていないかどうか、の2点について、この2つは要チェックということにしたいと思います。