昨日の夜、為替取引では大きな事件がおきてました。
楽天FX(旧FXCM)がとんでもないドル円の下落と上昇を発生させて、もの凄い数の取引口座の強制ロスカットを誘発させたそうです。
もともと、FXCMは去年1月のスイスフランショックの時もおかしな動きをしつつ、さらに明らかに他社と比べておかしい動きで多数の破産者(強制決裁されたのがどんでもないマイナスでの金額)を出した会社です。
実は私もFXCMの口座で運用していたことがあるんですけど、明らかに他社との値動きと違う動きと変な決裁をされていたので、よくよくいろんな人に聞いてみたら「scamでしょ!?」って言われて、「何それ?」って聞いたら「詐欺会社っていう意味だよ。海外のFX会社はscamが多いから気をつけないとね。」っていうの。もちろん、すぐに資金を引き揚げたわ。
多分、あのバグだらけのシステムなのか、単純にscamなシステムのままなのか、どっちでもいいけど、倒産しそうだからって安くFXCMを買ってそのまんま事業運営させてたんでしょうね。
私なんかは、ハッキリと申し上げて、FXCMがちゃんとインターバンクに接続して取引してたと思ってませんでしたからね。
(自社の顧客同士の取引を価格操作しながら、取引させつつスプレッドを瞬間的に広げて利益を上げる会社だと思ってましたから。)
スイスフランショックの時にはYahooがサイバーエージェントFXを買収というか、引き取ったYJFXでやはりインターバンクと接続せずにおかしな値動きで破産者を量産したというのも話題になってましたね。
脆弱なサーバー環境で、しっかりとした運営を出来ない会社が多いみたいですから、FXをする時はスプレッド云々よりも、ちゃんと約定してくれるかどうか等で選んだ方がいいと思います。
こうした脆弱性は直近ではスイスフランショックの時に露呈していますから、FX会社を選ぶ時はその会社名とスイスフランショックという単語にて一度検索してから決定することをお奨めします。
ちなみに私が使っているのは、国内会社ではフォレックス・ドットコムジャパン(運営会社はGAIN Capital Japan)です。
(スイスフランショックの時もしっかりした対応と約定力だったことは私が経験済みです。)
海外の会社はTitanFXですね。
こちらもスイスフランの時にも問題はありませんでした。
現在もこの2つの会社で私は豪ドルスイスフランをメインに運用していますので、ひとつの参考にして頂ければと思います。
参考までにこちらがフォレックス・ドットコムジャパンの口座取引画面です。
(左上角あたりのGAIN Capital Japanで確認できます。うちのブログは全画像、クリックすると拡大ポップアップします。)
こちらがTitanFXです。同じく左上角の表示で確認をどうぞ。
ちなみにフォレックス・ドットコムジャパンは法人名義(レバレッジ100倍)で、TitanFXは個人名義(レバレッジ500倍)での運用です。
まあ、scamな楽天FXは別として、ドル円が大きく下落したのは確かですし、今朝からのドル円相場もなんだか凄い動きになっています。
やっぱりクロス円は遊ばれちゃうのよね~
為替をやるならドルストレートか、無茶な自国通貨の動きを毅然として防くスイスフランとの通貨ペアをお奨めするわ。
今朝の新聞には「安倍晋三首相が2017年4月からの10%への消費税率引き上げを先送りする検討を始めた」ってあったから、「やっぱり3月末の年金基金の運用成績結果は悪くできないし、7月の選挙に向けたらそうよね。これで今日の株式相場がどっちに動くかわからないわ。」って思ってたんですけど、さっきロイターでは菅官房長官が「消費税率引き上げ先送りの検討を開始した事実はない」と会見で言ったみたいだし、おまけに北朝鮮は日本海に向けて弾道ミサイルを発射したらしいし。。
もう、なんだか今日はもの凄いことになりそうな感じだわ。
今日はウィルグループの立会外分売がありましたけど、特に割安株というわけでもなさそうだし、今日は市場全体が良い雰囲気じゃないと思いましたので手は出さずにしておきました。
ただ、ちょっと前から狙っていた銘柄が昨日、配当の増額修正を出したので朝方、それほど高くない時に拾っておきました。
どんな銘柄だったかは、また週末にでも書きますね。