こういう銘柄はちょっと考えちゃうわね、12月に2部上場した日華化学の立会外分売
今日の黒田さんはいろいろなことをやってくれましたよね。
マイナス金利導入した時には、一言も触れないどころか、「別にマイナス金利が適用になるのは全部じゃないし~」的な感じだったのに、思いのほか、世の中への影響力が大きくて、タンス預金用の金庫が売れちゃったり、金融機関が「もう預かれない」みたいな反応を始めたもんだから、「MRFは適用外」なんてなことになったんでしょうね。
まあ、株価と内閣の人気が連動しているような安倍政権なので、銀行株が急落(もちろん日本郵政関連3社もね)しちゃったり、証券会社の口座からみんな引き出しタンス預金へ、っていう風になっても困るからだとは思いますけど、マイナス金利導入の時に金融関連銘柄を投げた人からしてみれば、「いまさら何言っちゃうのよ!」ってことだと思う。
やっぱり、ああいう時に配当利回りや財務体質なんかも考慮して、買い向かえる人が利益を出すってことなのよねぇ。
私も3年後ぐらいには、そういう投資家になっていれるように勉強をしなくちゃだわ。
今日の日経平均は1万7千円台をキープしたまま終わったけど、18時前の今、ドル円が112円台まで急落しちゃってるから、これは明日からはまた株価が下落しちゃうんでしょうね。
為替については、ドル円やユーロ円みたいなクロス円は、いっつもいいようにもて遊ばれちゃってるような気がするわ。
私は豪ドルスイスフランがメインの取引通貨ペアだからいいんだけど、本当にドル円は遊ばれちゃうわよね。
株価指標が割安な日華化学が立会外分売のお知らせ
今日は16時過ぎに外出先から戻ってきて適時開示情報を覗いてみたら、「日華化学」の立会外分売のお知らせを目にしました。
日華化学は、去年の12月に東証2部に上場してきて、「ここも昇格狙いなのかしら!?」ってチェックしてみたら株主優待もやっているし、PERが10倍以下、PBRが1倍以下で割安だったので、頭の片隅に入れていたんです。
そして今日の立会外分売のお知らせで「これはっ!?」って思ったんですよね。
「株価指標も割安だし、界面活性剤でもアジアトップ級らしいし、いいかもしれない。でも一応、過去の動向をチェックしてみてからね。」って、日華化学のIR情報ページをチェックしてみたら「んん?」っていうのを見つけちゃいました。
この流れを見ると手を出さない方が、、
この会社、去年の8月に立会外分売を中止してるんですよね。
さらにその前の年の12月にも立会外分売を発表していながら、後から中止してるんです。
・2014年12月5日「立会外分売のお知らせ」
・2014年12月5日「特別損失の発生に関するお知らせ」
・2014年12月8日「立会外分売に関するお知らせ(中止)」
・2015年 2月6日「 特別損失の計上及び通期業績予想の修正に関するお知らせ」で経常利益等下方修正
っていう流れがあって、、
・2015年 8月19日「 株式の立会外分売に関するお知らせ」
・2015年 8月25日「株式の立会外分売中止に関するお知らせ」
・2015年12月18日「 東京証券取引所市場第二部上場承認に関するお知らせ」
・2016年 2月 8日「 平成27年12月期通期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」で経常利益等を下方修正
・2016年 2月10日「中期経営計画の修正に関するお知らせ」で平成28年度目標を下方修正
というふうにきて、これ↓です。
・2015年 3月15日「 株式の立会外分売に関するお知らせ」
これはちょっと考えちゃうわよね~
っていうか、これダメでしょ、って思うの私だけじゃないわよね。
あたらめて保有銘柄も再チェックしなくちゃだわ
昨日書いた私が持ってる保有銘柄は、買う前にそれなりに調べた上で自分の判断で買ったつもりだけど、こういうの見ちゃうと特に1部昇格狙いだと思ってるような銘柄は再チェックしないとダメよね。
「私は中長期投資だし、優待も貰える銘柄だから、日々の値動きに動揺しないわ。」って言いたいところなんだけど、それが単なる塩漬け株生産の言い訳にならないように気をつけなきゃ。
なんとなく既にゆうちょ銀行と日本郵政がそんな銘柄になりつつあるような気がして、、なんて言っちゃダメよ。
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