日経平均が2万円に迫っている感じですけど、なんとも微妙な相場の動きです。
今日は金曜日ですから週末に手じまう投資家が多いので、多分、今週も2万円台の大台に乗ることはなく、来週に持越しになるんでしょうね。
今週はトルコがロシアの軍用機を撃墜したので、「あらっ、どうなっちゃうのかしら!?」と思いましたけど、相場にそれほどの混乱もなく、何だか淡々とした感じで推移したと思います。株式相場は別として、為替の相場は大きく動くと思ったんですけど、なんだか「動じない」って感じでしたね。
2万円の壁に阻まれている日本の株式市場ですが、安倍首相が来年中に法人税の20%台実現むけて指示を出した、っていうニュースが地味に効いてくるんじゃないかと思ってます。
来週になれば年末相場に入ってきますし、欧米はクリスマス休暇に突入すると、いわゆる「閑散に売りなし」といった状況になるんじゃないでしょうか。
なんとなく日本郵政とかゆうちょ銀行向けの株価対策みたいな政策検討のニュースも出てくるような感じもしますし、ゆうちょ銀行そのものが資金の運用先を日本株に振り向ければ、それだけで市場には上昇インパクトがありますからね。
さあ、夏の2万円超の高値を年末に超えることができるか、また、超えたとしても新年の相場でさらなる上昇が見込めるのか、といったところなんでしょうね。
そんな2万円攻防を繰り広げている日本株を脇で見ながら、所有する米国株の第三四半期の配当結果が揃っていました。
本日は、私が「所有する米国銘柄」と「直近の配当と昨日の株価から見た利回り」などをお披露目したいと思います。
配当金:$0.6629/四半期→年間:$2.6516
株価:$75.9
配当利回り:3.49%
連続増配59年
配当金:$0.75/四半期→年間:$3.00
株価:$101.96
配当利回り:2.94%
連続増配53年
配当金:$0.47/四半期→年間:$1.88
株価:$33.45
配当利回り:5.62%
連続増配31年
配当金:$0.73/四半期→年間:$2.92
株価:$81.25
配当利回り:3.59%
連続増配33年
配当金:$0.375/四半期→年間:$1.50
株価:$55.22
配当利回り:2.72%
こちらはリーマンショックの時に減配してます。
どうでしょうか、この米国株の価格と配当利回り。
ウェルズ・ファーゴだけは連続増配してないといえど、リーマンショック以外の平常時はキチンと安定配当を出していますし、バフェット銘柄でもあります。
それ以外は全て数十年も連続増配している訳でして、さらにその利回りも3%前後ですし、AT&Tなんかは5%超なんです。
これが株主重視の優良米国株の実力です。
さらにそれぞれの個別銘柄の株価推移とNYダウ(赤い線)を同時表示したものを見てみてください。
いかがでしょうか。
高配当利回りのAT&Tだけは、いろいろと分社化したりしたせいもあるのか、NYダウよりも低い株価ですが、それ以外の銘柄はNYダウの伸びとは比べものにならないほど株価は上昇してますよね。
長年に渡って株価は上昇し、配当も増配を繰り返しているという銘柄だということをご理解いただけると思います。
身近な日本株では財務諸表や国内での評判などの情報を収集しながら、株主優待がある割安株で勝負しつつ、ある程度の利益が出たところで、こうした長期放置型が適した米国の優良株を、適宜、増やしていくという戦略を私はとることにしています。
日本の借金の多さから、いつかは日本の金利が暴騰して、物凄い円安になってしまうんじゃないか、っていう話も耳にしますが、こうしてドルベースの資産に置き換えていればそういったリスクにも対応できるモノになるかと思います。
トヨタ株で自分年金を作ろう、なんていう書籍がありましたが、投資で自分年金を作るなら、こうした米国の優良株が一番適してると思っています。
余裕資金はそれなりにあって、当分、何年も使う予定がないんだけど、何に投資していいのか分からないから銀行の普通預金に入れてある、なんていう人は、こうした米国の優良株を購入しておくのがいいと思います。
他の米国の連続増配銘柄を見てみたい人は、こちらの「The DRiP Investing Resource Center」というサイト(英語ですけど)の「U.S. Dividend Champions(25年以上連続増配の米国企業)」(エクセルシートとPDFの2パターンがあり)を見てみるといいと思います。
先日、お友達にお呼ばれして行ってきたお店ですが、ワインを中心にガヤガヤと過ごしたのでお料理の写真を全然取ることができませんでした。
お店の名前は五反田漁師バルです。
ジャンル的にはスペイン料理のお店みたいですね。
ちょっと分かりにくい場所にありましたが、次から次へと声をかけてくる他のお店の呼び込みのお兄さんが場所を教えてくれました。