NISAで購入する高利回りファンドとコスパ最高のステーキ屋さん

2015/11/13 2016/03/12

株式相場の方は少し乱調気味になっていますね。
１２月の米国の利上げが、ほぼ確実になったというコンセンサスのもと、相場が調整に入ったという感じでしょうか。
とはいえ、基本的には各種の経済指標が良くなってきたから利上げすることになるわけなので、１週間ぐらいの上下動をしてから、相場は利上げを織り込んでくるんだと思います。
来週を過ぎれば、もう利上げを織り込んだ相場だと思っていいんじゃないでしょうか？

考えてみれば、もう１１月中旬に突入するわけです。
そろそろ今年のＮＩＳＡ口座の空き枠に何で埋めていくか、というのを考えていく必要があると思ってます。
（もう、今年の枠を使い切った方は関係ない話題ですが。。）

去年は、米国の個別株と米国ＥＴＦを枠一杯買いました。
マネックス証券でＮＩＳＡ口座を持っているんですけど、去年は米国ＥＴＦの買付手数料が無料（キャッシュバック）だったんですよね。
手数料無料のＥＴＦばかりでもよかったんですけど、やっぱり米国の個別株は数年でもグングン上昇していきますし、何より配当が良かったり、連続増配する銘柄がありますからね。
そんな銘柄を買ってました。

でも、今年のマネックス証券は凄いんですよ。
なんと、ＮＩＳＡ口座で取り扱いできる全商品の買付手数料が実質無料になるんです。
これは結構凄いことですよね。

で、今年の私は何をＮＩＳＡ口座で買うことにしたかというと、普通に購入したら販売手数料が高いけれど、資金流入が続いて財務体質が良く、配当出しも当分安心な高利回りな投資信託を購入することにしました。

具体的には、「フィディリティ　ＵＳリートファンドＢ（為替ヘッジなし）」の再投資型になります。
このファンドですが、実質利回りが１９％超（年間購読しているダイヤモンド・ＺＡＩの１２月号ベース）であり、配当を継続するための余力も十分にあるモノです。

通常で購入すると販売手数料が２．５％ぐらい必要になるんですが、これが不要となると大きいですよね。
ＮＩＳＡの年間枠が１００万円ですから２万５，０００円のコスト削減です。
なにげにこういうコストは大きいですからね。

実質利回りが１９％超ということは、ほぼ５年で投資資金を回収できちゃう計算ですし、毎月の分配金を再投資に回す再投資型であれば、ＮＩＳＡ口座の５年間で大きな相場の変動がなければ２倍以上に資金が膨らむということです。

よく現金で安い戸建を購入して利回り１５％で高利回りな不動産投資してます！なんていう方がいらっしゃいますが、基本的に利回り２０％程度までであれば、現金を使う投資ですと中古戸建の不動産投資よりも、こういった高利回り投信の方が有利だと思っています。

なぜかと言えば、資産の流動性、いわゆる換金性が全然違いますからね。
不動産の家賃は短期で暴落はしませんが、いざお金に変えようとすると非常に時間と手間、さらには仲介料というコストがかかりますが、投信や株はそんなことはありませんからね。

融資を引いて、手元資金以上の投資をするために手法としての不動産投資はいい手法だと思いますが、手元資金の範囲で執り行うのであれば、不動産よりも投信や株式といった流動性の高いものの方がいいと考えています。

今、不動産は高いですからね～
安く買えてる友人もおりますが、遠隔地の方が物件の相場を知らなくて売りに出たもの、みたいなレアなケースですから、あくまで巡りあわせ、という感じです。

なので、ＮＩＳＡ口座の枠が余っている私は、ファンドの毎月の配当処理が終わる２０日過ぎ、基準額が下がったところで、さっきのＵＳリートファンドを購入するつもりです。

日本のリートの利回りが高くなってきた、なんて言ってる人も居るようですが、だったらこちらのファンドを購入した方がいいと思うんですよね。