NYダウ、やっぱり強かったですね。
10月9日の金曜日も最終的に小幅に続伸して33.74ドル高の1万7084.4 9ドルがNYダウ。
S&P500も1.46ポイント高の2014.8 9で終了。S&P500の1週間の伸びは今年最大の約3.3%の値上がりだったそうです。
水曜日あたりまでは、NYダウが上がってもS&P500は下がる、といったチグハグな日もあったりしましたけど、最後は帳尻があってきて、共に続伸して終了です。NYダウも1万7000ドル台をキープできてますし、これはマーケットを強気が支配し始めている証拠です。
うん、いい雰囲気です。
今週から米国株の第3四半期の決算発表が始まります。
米国株の場合、株の良し悪しは全て決算値で決まる、と言われるぐらい、決算の内容で一気に買われたり、売られたりするみたいです。
私が思いますに、巨額の資金を使って相場に挑んでいるファンドマネージャーなどに対して、その銘柄を買うべきか売るべきかの理由付けのプレッシャーがあるんだと思います。
決算値が良く、買う理由の数字的バックボーンがあれば強気で買い増したりするでしょうし、その逆であれば、保有している理由がなくなってアッサリと投げ売る、って感じなんでしょうか。
バフェットさんみたいに、最初に「この企業は10年先も大丈夫だ。」と思って購入し、途中の決算値が多少悪かろうとも、本業自体が変わっていなければ持ち続ける、っていう長期投資家ばっかりであれば違ってくるんでしょうけどね。
では、今月決算発表がある私が投資している米国銘柄を本日は発表しちゃいます。
こちらです!(じゃーん)
オードソックスな銘柄ばかりですけど、私としては10年先を見据えても大丈夫な銘柄ばかりだと思っていますので、今回の第3四半期決算の内容が悪くとも売るつもりは全くないんですけどね。ご参考にして頂ければと思います。
三連休の真ん中の昨日は雨模様な一日だったんですけど、実は私、お台場にトライアスロンの観戦に行ってました。
レースの正式名称は、「第21回日本トライアスロン選手権(2015/東京港)」というものでして、お台場をレース会場にして日本のトップトライアスリートが熱戦を繰り広げます。
また、この大会はNTTトライアスロンジャパンランキングの最終戦でもあるそうなので、上位争いをしている選手達の意気込みも全然違ってきていたようです。
トライアスロンは、スイム、バイク(自転車)、ランの3つの競技をひとまとめにしてタイムを競うスポーツなんですが、お台場でやった昨日の大会、お台場のあの砂浜からスタートして目の前の海を泳ぐんですよ。
う~ん、今年、東京湾の海岸では水質検査の結果、顔をつけてもいい海水浴場?海岸?として認められたみたいですけど、「眼」的にはどうなんでしょうか、、ちょっと疑問が個人的には残ってしまい、自分は泳ぎたいとは思えないですよね。
でも、2020年のオリンピックのトライアスロンでは、このお台場がレース会場になるみたいです。どうなんですかね、世界中の選手が集まるオリンピックで、このお台場を舞台にレースをさせるっていうのは。。
実は私、うら若き頃、どのくらい昔かというとフィットネス系雑誌のTarzanが創刊された頃、トライアスロンに挑戦してたんです。
どこが悪いかっていいますと、端的に言って、狭い会場で無理にコースレイアウトをして何とかコンパクトに大会を開催させてる、ってことです。
スイムは、上記のとおり、あのお台場の海岸(砂浜)からスタートして、沖の島あたりで三角形を描くようなコースなんですけど、このコースを2周するんですよ。しかも1周したら、一旦、砂浜に上がって、走って、また海に行くんです。
これ最悪ですよね、泳いでいる方にとっては。。
泳いでいる時は、最後まで泳ぐことに専念したいですし、途中でちょっとだけかもしれませんが、砂浜に上がって走る、なんていう運動が入ると、一定のラップでペースを作っていくのも分断されてしまうので、もう本当に泳いでいる身にとっては最悪です。
さらに、海でのスイムって、波があると息継ぎとかも普通の息継ぎじゃダメなんですけど、波があるならそれなりに対処した泳ぎ方をするんですよね。で、このお台場は波がないので泳ぎも楽に泳げるはずなんですけど、何と!大会の撮影だか、コース誘導だか、よく解りませんが、ジェットスキーが選手の近くで動いていて、その引き波みたいなのが発生しているんです。
これ、不規則な波、選手にとっては想定していない波が突然やってくるわけですよ。
息継ぎのタイミングで、この波にあたってしまって、水が肺に入ってしまったり、ブレスのタイミングがズレて泳ぎに乱れが生じてしまった選手もいるんじゃないかと思います。
あれは、見ていて本当に可哀想でした。
次に最悪だったのが、バイク(自転車)の時のコースです。
まず、画像を見てもらえば分かりますが、バイクのコースはコーンの間だけになってるんですけど、これ、異常に狭くないですか!?
レースですから当然コース上で選手達はデッドヒートを繰り広げるわけでして、抜きつ抜かれつのレース展開をしているんですが、この狭いコースのおかげで、選手達は安心して抜きつ抜かれつのレースをできないわけなんですよね。いわゆる、デットヒートを繰り広げることができないわけです。
これじゃあ、先行している選手がちょっとコースをブロックした感じ(要はコースのど真ん中)で走っていれば、後ろの選手は安全に抜き去ることができません。
さらに最悪だったのが、狭い会場に無理やり作ったコースだったので、急カーブ(直角はもちろん、バイクのコースで360度の折り返しまであります。)が各所にあって、何と選手が接触事故を起こしたり、落車したりする場所があったんです。この大会で発生した事故の全部がこの同じ場所で起きていますから、これは完全なコース設定をした運営側のミスです、選手のせいではありません、コースのせいです、同じ場所で事故が複数回起こるっていうことは。
女子選手でもバイクでの接触事故と落車が起こり、男子選手でもバイクでの接触事故がありました。バイクでの事故になれば、タイム的なことは当然ですが、それなりの怪我が伴います。
そして、その怪我は選手の今後の大会出場であったり、選手生命だったり、に大きく影響を与え、脅かすことでもあると思います。
もう、もし私の息子がこの大会に出場していて、接触事故にでも巻き込まれたら、本当に大会委員会を訴えたくなるぐらい、このコース設定は選手のことを全く考えていないコース設定だと思いました。
今回の大会によって、どんなコース設定をすると危険なのか、が十分に分かったでしょうから、日本トライアスロン連合も今後のコース設定やオリンピックの時のコース検討には、是非、今回の大会の反省を活かして欲しいと思います。
今回は、本当に選手が可哀想で、運営側の無能ぶりというか、選手のことを全く考えていないコース設定で、観戦している側が悲しくなるような大会でした。
接触事故で、上位を期待されていた女子学生の選手が途中棄権してしまったり、トップグループにいた男性選手が接触事故に巻き込まれて、肩やすねなどに擦り傷で真っ赤にしながらも追い上げたりしている姿を見ると、キチンとしたコース設定であれば、本来の実力を発揮できて、悔いのない試合ができたんだろうと思うと、本当に泣けてきちゃいますよ。
日本トライアスロン連合さんは、本当に今回の大会運営については、猛省して欲しいと思います。
それにしても、スイム、バイク、ランと全身の筋肉を総動員するトライアスロンをやっている男子選手の綺麗な肉体美といったら、もう、見ているだけでウットリしちゃいます。
選手達は可哀想でしたけど、私的にはあの肉体美を目の前で見れただけで満足だったりしちゃいます。(はい、おばちゃんですから正直です。笑)