連休の後半、いかがでしたでしょうか?
前半の第一目に購入した中古車の引き取りのついでに埼玉の温泉施設に行ったお話はしましたが、後半の22日に、またまた温泉に行ってまいりました。
元々の予定は、サンリオの株主優待券があるのでサンリオピューロランドに行く予定だったんですけど、娘が「ねえ、温泉でもいいの?」って言いだしたんです。
ピューロランドが9時からだったので7時半ぐらいに出発する予定で準備していて、その時に急に!
普通なら、もう6時を過ぎた段階で高速道路の渋滞にどこかで必ず捕まってしまうので、そんな7時過ぎから温泉に向かうなんていうのはあり得ないんです。
でも一度、それほど早くない時間、ある意味、友人などど出掛けるにはちょうどいい時間に出発したらどうなるのかしら?というのを知っておくにはいいかも!?ということで、娘の無茶な希望を叶えてあげることにしました。
「ねえ、でも途中で凄く混んでるかもしれないから、そうしたら近場の温泉に行先を変えるわよ。いいわよね。」と念を押しておいて、長野県の高山村という、素晴らしい温泉が複数あるエリアまで足を延ばすことにしました。
日帰り温泉ドライブですから、準備するものはタオルと着替えぐらいです。
8時ちょっと前に自宅を出発して関越高速に乗ってみると、やはり川越あたりからの渋滞表示があり、まずは鶴ヶ島JCTあたりまで車がつまっているいる感じです。
とはいえ、完全にストップしてしまっているような渋滞でもないので、それほどストレスフルな状態ではないですね。中央高速道の場合は、朝の渋滞で完全ストップしてしまうようなモノになるのが常ですが、関越道はそうでもないみたい。
新しい発見です。
藤岡JCTから上信越道に入るまでの工程も、多少、車のつまりはありましたが、普通に50キロぐらいの速度では走れてますから、まあ問題ないレベルですよね。逆に上信越道に入ってから、完全2車線になっていることもあってか、結構、止まったりする渋滞があったことにちょっとした驚きでした。
でも、この混雑も軽井沢までなんですよね。
軽井沢を抜けたら、快適に車を走らせることができました。
概ね8時30分ぐらいに練馬から関越に乗って信州中野インターに到着したのが概ねお昼の12時ジャストぐらい。グーグル先生で「練馬から信州中野」って検索すると約3時間の表示ですから、途中、サービスエリアでトイレに行ったり、食べ物を買ってみたりしていることを考えると、まあ普通に到着できたってところだろ思います。
う~ん、なにげに新しい発見です。
もしかしたら、ちょうど6時ぐらいに関越道に乗るぐらいの時刻でも、大した渋滞に巻き込まれることなく日帰り温泉旅行が楽しめるのかもしれません。
お昼にインターに着いたので、温泉に行く前に腹ごしらえをすることにしました。
信州中野インターの近くでは「郷土食堂」という、いつも伺う美味しいお蕎麦屋さんがあるので真っ直ぐお店に向かったんですが、なんと車数台が駐車場に入れるために路肩で待っているという光景が目に入ってきました。ちょっと車で待てる状態でもない感じです。
もう迷うことなく、温泉に向かうことにして、娘には「温泉の施設で何か食べるモノがあるかもしれないから、そこで考えましょう。」と言って納得してもらいました。
途中の横川SAで軽く菓子パンを娘と一つづつ食べておいたのは良かったんですけど、こんなことなら釜飯のお弁当を買っておくべきでした。
向かった温泉は、今回の第一の目的地である「子安温泉」です。
子安温泉は五色温泉や七味温泉、山田温泉、奥山田温泉などがある高山村エリアにあるんですが、これら他の温泉には私も行ったことがあったのですが、子安温泉はまだ行ったことのない温泉でした、
実は、このエリアには数回来たことがあるんですが、いつも子安温泉は素通りしていたんですよね。
でも、とある温泉好きのコミュニティで、子安温泉がかなりいい温泉だという話を伺い、これは行かなくちゃだわ、となったわけです。
伺った子安温泉、すばらしいお湯でした。
簡素ではありますが、清潔な施設でして、お風呂も大型でゆったりとした木造りのお風呂です。
先客の方がおひとりいらっしゃったんですけど、ちょうどお昼どきだっというのもあって途中から貸切状態になりました。
温泉の質は写真を取ってきたので、そちらで詳しく見て頂くとして、実際のお湯は透明なお湯が空気に触れて酸化することで茶色のお湯になっていますね。ちょうど、秋山郷にある小赤沢温泉の楽養館のお湯みたいな感じです。
良いお湯でした。
大人500円、小学生までの子供が150円というのもリーズナブルで嬉しいですよね。
お湯を楽しんだ後は、食べそびれているお昼ごはんです。
どこか美味しく食事できるところがないかと、子安温泉の受付のお兄様に聞いてみたところ、万座へ向かう道との交差点の近くに新しいお蕎麦屋さんが出来た、とのことでしたので、そちらに伺いました。
「子安そば 文の蔵」というところです。
ここも車が一杯だったんですが、ちょうど一台が出るところで無事に車を止めてお店に入れました。
シルバーウィークだからか、ここも満席で少し待つことになりましたが、もうここのお蕎麦が素晴らしかったです。
「ゴロロそば」という山芋をざっくりと叩いたモノとお蕎麦を一緒に食べるお蕎麦だったんですけど、まずお蕎麦が美味しい。香りもあるし、歯ごたえもしっかりとして、「もしかして十割そば?」と思うほどでした。
そして、ゴロロと銘打った山芋も素晴らしいです。
とろろ蕎麦の美味しさもあるんですが、きっと、さらに蕎麦の香りを山芋と一緒に楽しめるようにと、このざっくりと叩いた感じで出しているんだと思います。
本当に美味しかったです。
美味しいお蕎麦を頂いた後は、ちょっとした観光ということで「雷滝」へ娘を連れていきました。
ここは別名「裏見滝」ともいって、滝を裏側からも見ることができるんです。
はじめて来た時は、私も相当びっくりして、こんな凄い滝がなんで有名じゃないんだろう?って思ったぐらいです。
高山村エリアに来た時には、是非、立ち寄ってみて欲しいです。
では次の温泉へ、ということで、雷滝から上に登っていきまして七味温泉に向かいました。
今回は「山王荘」のお湯を頂きました。
こちらはちょっと写真はとれなかったのですが、もうお風呂の底には細かい湯の花が蓄積した白濁湯でして、本当にお肌がすべすべになるんです。
じわ~、と温泉が体中から染み込むような感じですね。
いつきても素晴らしい温泉だと思います。
付近の渓山亭も紅葉館も伺ったことがありますが、どこでも素晴らしいお湯であることは一緒です。
こちらも是非、一度、訪れてみて欲しいと思います。
お風呂の写真が取れなかったので、公式ホームページのリンクを張っておきますね。
七味温泉のお湯を頂いたところで、時間は16時近く。
シルバーウィークの中で、最も上りが渋滞するという22日です。
娘も温泉とお蕎麦に十分満足していたようですし、渋滞になるのは分かり切っていることなので、あとは覚悟を決めて須坂インターから上信越道へと入りました。
想定どおりの渋滞を経て、午後21時過ぎにやっと高坂SAで夕食と取りました。
「かつや」さんで、娘も私もかつ丼を頂き、お腹も落ち着いたところで再出発。
家には午後22時過ぎに無事到着しました。
今回、娘の思い付きから、随分と遅い時間に出発となった日帰り温泉ドライブですが、関越道経由であれば、それほどひどい渋滞がない状態で温泉地まで到達できるということが分かっただけで大収穫でした。
次は先日、延期となったしまった友人を連れてきてあげたいと思います。